髪のカラーリングには染毛の強さによって3つの種類があり。それぞれ髪へのダメージが異なります。
このページでは、カラーリングの方法と、それぞれの髪へのダメージの違いについてお話しましょう。
カラーリングは、薬剤を使って髪の色を変える方法であるため、毛髪の薬剤が浸透する部分には、少なからずダメージを与えてしまいます。
カラーリングには、染毛の強さによって3種類の方法があり、それぞれ髪へ与えるダメージの強さと範囲が異なります。そのため、髪の色を繰り返し変える必要がある時は、髪のダメージを考えながら、方法や回数を調整するようにしましょう。
ヘアカラーは、薬剤を毛髪の内部までしっかり浸透させて色を出します。そのため、一度色が付いた毛髪は、基本的に生え変わるまで色が抜けることはありません。(永久染毛)
しかし、薬剤を内部まで浸透させるため、表面のキューティクルはもちろん、内側のコルテックス層まで、広くダメージを受けてしまいます。とくに表面のキューティクルは、薬剤によって傷つきはがれやすくなるため、髪の潤いやハリが失われたり、手触りがパサついたりすることがあります。
したがって、ヘアカラーを行った後は、髪のダメージを補修するケアをしっかり行いましょう。また、髪質がパサついたり、潤いやハリが失われている時は、ヘアカラーを見送るほうが髪にとっては良いでしょう。
ヘアマニキュアは、薬剤を主に、表面とそのすぐ内側部分にのみ浸透させて色を変えるものです。そのため、ヘアカラーに比べると、毎日の洗浄で色が落ちやすい特徴があります。(半永久染毛)
一方で、薬剤が浸透するのは表面に近い部分のみであるため、毛髪の内部は比較的ダメージが少なくて済みます。また、ヘアマニキュアの中には、同時に髪の表面をコーティングしてキューティクルのケアしてくれる製品もあり、毛髪全体としてのダメージは、ヘアカラーに比べると少ないでしょう。
ヘアスプレーは、色の付いた染料を吹き付けて、毛髪の表面に付着させるだけなので、色は長持ちしません。一度の洗浄や雨水、汗でも簡単に色が落ちてしまいます。(一時染毛)
しかし、染料が付着するだけなので、基本的に毛髪自体にはダメージを与えません。薬剤が毛髪表面や内側に浸透するわけでもないので、毛髪にとってはもっとも安全な染毛方法であると言えます。
[管理人:山下]
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