強くしなやかで、手触りの良い美しい髪。
毎日のケアの中で、どのようなことに意識すれば良いのでしょうか。
このページでは、美しい髪を手に入れるための気をつけたいことをご紹介しましょう。
美しい髪を育てる上で気をつけたいポイントは、「血行不良」と「皮脂」です。
頭皮の血行不良は、髪の成長に必要な栄養素が運ばれるのを邪魔してしまいます。血行が悪い状態が続くと、弱くて細い髪質の毛髪がたくさん増えてしまいます。
また、皮脂は、多すぎても少なすぎても髪にダメージを与えます。多すぎると、毛穴をふさいで雑菌の温床となります。また少なすぎると、頭皮の乾燥を招いて、毛髪周辺の環境が悪化します。
日ごろのケアや生活習慣では、頭皮の血行を促して、皮脂の分泌を適度な量に保つように気を付けることが大切です。
美しい髪のためには、まず毎日の正しいケアが大切です。
美しい髪の基本は、頭皮を清潔に保つことから始まります。
シャンプーをせず、頭皮が不衛生な状態になると、毛穴に皮脂が溜まって雑菌が繁殖しやすくなります。これでは、美しい髪は手に入れられません。
1日1回必ずシャンプーをして、頭皮を清潔に保ちましょう。
頭皮の清潔は大切ですが、1日に何度もシャンプーで頭を洗うことは、逆に髪と頭皮にダメージを与えてしまいます。
シャンプーで頭皮を洗浄しすぎると、本来必要な皮脂まで奪ってしまいます。皮脂には、頭皮の潤いを保ち、乾燥を防ぐ働きがありますから、皮脂が過剰に奪われると、頭皮の乾燥を招き、毛髪周辺の環境を悪化させてしまいます。
汗っかきの人や、きれい好きの人でもシャンプーは1日1回にして、それ以外は、水やぬるま湯でさっと流す程度にすることが大切です。
シャンプーに使うお湯の温度が高すぎると、1回のシャンプーでも皮脂を過剰に奪ってしまうことがあり、頭皮の乾燥の原因になります。
シャンプーをするときは、熱いお湯ではなく、ぬるま湯を使いましょう。
ドライヤーのかけすぎは、熱によって髪へ直接ダメージを与えるほか、頭皮の乾燥も促してしまいます。
ドライヤーの温風は、髪に長く当てすぎないように気をつけましょう。
美しい髪のためには、生活習慣を整えて、体の中から美しくなることも大切なのです。
美しい髪のために意識したい食事バランスは、以下のようなものです。
・肉よりも魚を多く摂取する
・大豆や大豆製品(豆腐、納豆、みそ、豆乳)を取り入れる
・野菜、きのこ、海藻を十分に摂取する
魚の油には、DHAやEPAといった健康に良い油がたくさん含まれています。また、大豆にはイソフラボン、野菜やきのこ、海藻には、ビタミンやミネラルが多く含まれています。これらの栄養素は、頭皮の血行を良くしたり、強くしなやかな髪の成長を促したりする働きがあり、美しい髪には欠かせない栄養素です。
また、魚や大豆に多く含まれるタンパク質は、毛髪の主成分のケラチンというタンパク質の材料となるため、強くしなやかな髪を作ってくれます。
一方で、肉を使った脂っこい食事や、ご飯や麺類など炭水化物に偏った食事は、皮脂の分泌を増やしたり、髪を弱らせたりしてしまいます。
美しい髪のためには、食事のバランスをしっかり意識しましょう。
「酒は百薬の長」と言いますが、これは適量のお酒を飲む時の話です。
適度な量のお酒は、細い血管を広げて、血行を良くしてくれる働きがあります。しかし、お酒の飲み過ぎは、髪の素になる毛母細胞に悪さをしてしまうため、髪の成長には良くありません。
また、お酒に多く含まれるアルコールを分解するときには、大量のビタミンやミネラルが消費さてしまうため、髪の成長に必要なビタミンやミネラルが不足してしまいます。
適量のお酒は、チューハイならグラス2杯(約300ml)くらい、グラスワインなら2杯(約200ml)くらいになります。
美しい髪のためにも、お酒の飲み過ぎは控えるようにしましょう。
適度な運動は、頭皮の血行を促して、代謝を活発にする効果があります。また、ストレス解消になったり、肩こりをほぐしたりするのにも最適です。
運動の内容は、軽く汗ばむくらい、無理のない強さの有酸素運動が適しています。目安は、ジョギングで約20分、サイクリングで約30分程度です。
できる範囲から時間を見つけて取り組んでみましょう。
[管理人:山下]
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