頭皮にも、顔と同じようにニキビができて、放置すると髪の健康に影響してしまいます。
このページでは、頭皮にできるニキビの原因と対策についてお話しましょう。
頭皮にできるニキビも、顔や首周りにできるものと同じように、毛穴に皮脂が詰まることで発生します。毛穴に詰まった皮脂をエサにして、皮膚の常在菌が増殖して炎症が起こるために、ニキビとなるのです。
頭皮へのニキビのできやすさは体質にもよりますが、下に挙げるような頭皮への刺激や生活習慣などによって、ニキビができやすくなることがあります。
シャンプーの頭皮への刺激が強すぎる場合、頭皮の皮脂を過剰に奪いすぎることで、反対に皮脂がたくさん分泌されるようになります。その結果、皮脂が毛穴に詰まりやすくなり、ニキビが発生しやすくなります。
シャンプーやリンスを使用した後に、すすぎが足りずに頭皮に残ると、それをエサとして細菌が繁殖したり、頭皮が炎症を起こしたりすることがあります。また、ドライヤーのかけすぎによって頭皮の乾燥を招き、その反動で皮脂の分泌が増えることがあります。
これらは、いずれも頭皮の環境を悪化させ、ニキビができやすい状態にしてしまいます。
睡眠不足、運動不足、脂っこい食事、お酒の飲み過ぎなど、生活リズムや食習慣が乱れると、毛穴で皮脂の分泌が多くなり、細菌が増えてニキビができやすくなります。
頭皮のニキビを防ぐためには、頭皮の環境を整えて、皮脂の分泌を正常に保つことが大切になります。
大手メーカーのシャンプーの多くは、高級アルコール系の界面活性剤(ラウリル硫酸Naなど)が使われており、洗浄力は高いものの、頭皮への刺激は強くなります。
したがって、頭皮のニキビができやすい人は、低刺激のアミノ酸系シャンプーに変えてみると良いかもしれません。
シャンプーやリンスの使用後は、十分な流水でしっかりすすいで成分が残らないようにする、ドライヤーは高すぎない温度で、さっと乾かすようにするなど、頭皮へ負担をかけないための正しいケア方法を知っておきましょう。
皮脂の分泌を増やすような不健康な生活習慣を戒めましょう。
睡眠時間を十分に確保する、適度に体を動かす、バランスの良い食事を取る、お酒を飲み過ぎないといった習慣に心当たりのある方は、一度生活を見つめ直してみましょう。
[管理人:山下]
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