髪を乾かしたり、ヘアスタイルを整えたりするのに不可欠なドライヤーとヘアアイロンですが、熱をかけることは髪のダメージの原因となります。
このページでは、ドライヤーやヘアアイロンの熱が与えるダメージと、ダメージを最小限に抑える工夫についてお話しましょう。
ドライヤーやヘアアイロンが与えるダメージの原因は、「熱」にあります。
髪に強い熱がかかると、毛髪表面のキューティクルが開きやすくなります。キューティクルは、毛髪内部に水分や油分を留めるとともに、外部からの刺激に対するバリアとして働きます。キューティクルが傷ついた髪では、成分が漏れ出たり、外から刺激を受けやすくなったりして、どんどん傷んでいってしまうのです。
さらに、ドライヤーをずっと同じ場所で当てていたり、高い温度のヘアアイロンで髪を強くはさんで引っ張ったりするような使い方をすると、髪はさらに傷みやすくなってしまいます。
熱で髪が傷むからといって、ドライヤーやヘアアイロンを使わないわけにはいきません。したがって、熱によるダメージを最小限に留めるための工夫が必要です。
ドライヤーやヘアアイロンで熱をかけた後のケアとして有効な方法が、冷風で仕上げることです。ドライヤーは、温風の他に、冷風を出すことができます。温風で髪を乾かした後、また、ヘアアイロンでスタイリングした後の熱をもった髪に向けて、冷風を当てて髪を冷ましてあげます。
こうすることで、熱で開きやすくなったキューティクルが引き締まり、さらなるダメージが重なるのを防げます。また、冷風にはヘアスタイルを安定させる効果もあるため、スタイリングの仕上げにも有効な方法です。
ヘアオイルには、髪を保湿して乾燥を防ぐ働きがあるほか、髪の表面を熱から守り、ダメージを軽減してくれる働きもあります。
タオルドライの後、ドライヤーの前に少量オイルをなじませておくことで、ドライヤーやヘアアイロンのダメージを少なくすることができるのです。
髪の癖が強い場合、ヘアアイロンによって髪を真っすぐに整えるのにも限界があります。
毎日ヘアアイロンを繰り返し使う必要がある人は、一度、ストレートパーマをかけることを検討しましょう。パーマで髪をストレートにすれば、毎日アイロンを使う必要がなくなり、熱で髪がどんどん傷んでしまうサイクルにストップをかけることができます。
[管理人:山下]
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