自由なスタイリングを可能にするヘアワックスやヘアスプレーですが、正しく使用しないと、髪や頭皮を傷めることにつながります。
このページでは、ヘアワックスやヘアスプレーが髪や頭皮に与えるダメージについてお話しましょう。
髪のスタイリングの際に、ヘアワックスやヘアスプレーを使用する方も多いでしょう。
ヘアワックスやヘアスプレーは、整髪料によって、髪を自由にまとめたり、ボリュームを出したり、また、毛先を遊ばせたりすることができてとても便利です。しかし、髪に付着させる整髪料も使い方を誤ると、髪や頭皮に大きなダメージを与えてしまいます。
ヘアワックスやヘアスプレーを使う際に注意を要するのが、「頭皮に付かないようにする」です。
ワックスやスプレーには、髪を固めるための成分がたくさん含まれています。これが頭皮に付着すると、毛穴の中で固まり、毛穴をふさがってしまいます。ふさがった毛穴では、皮脂や汚れが溜まって、細菌による炎症が起こりやすくなるのです。
ヘアワックスを使う際には、少量を手に取ったら、毛先のなじませるようにして、髪の根本にはつけないように注意が必要です。また、ヘアスプレーを使う際は、ある程度離れた所から髪全体に当てるようにしましょう。とくにヘアスプレーは、近い距離から当てると広い範囲の頭皮に付着して毛穴をふさぎやすいため、十分注意しましょう。
ヘアスプレーは、速乾性を出すために、整髪成分をアルコールに溶かしています。
アルコールは、傷んだ髪に使用すると、毛髪内部のタンパク質を破壊する恐れがあります。毛髪内のタンパク質が壊されると、髪が弱くなり、細毛や切れ毛が増える原因になるのです。
ヘアワックスやヘアスプレーによる上記のようなダメージを最小限に抑えるためには、1日の終わりに整髪料を洗い流すことが大切です。
整髪料を付けたままにしておくと、整髪成分が皮脂や汚れを留めてしまうため、髪や頭皮を不衛生な環境におくことになります。これは髪や頭皮を傷めるだけでなく、抜け毛や薄毛を進めてしまうことにもつながります。
整髪料を使った日は、寝る前に必ずシャンプーして、髪をリセットするようにしましょう。
[管理人:山下]
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