パーマは、髪の自由自在なスタイリングを可能にしますが、一方で、髪は薬剤や熱によるダメージを受けてしまいます。
しかし、最近では、施術方法の改良により、ダメージのより少ないパーマがたくさん登場しています。
このページでは、パーマの施術方法と、髪へのダメージの違いについてお話しましょう。
パーマは、毛髪内部の結合を一度解いて、再び好みの形で結合させることで、髪のウェーブやくせを思い通りに調整する方法です。くせ毛から直毛へはストレートパーマ、直毛からウェーブへはパーマネントウェーブと呼ばれますが、基本的な原理はどちらも同じものです。
一方で、パーマのかけ方、施術の方法については、髪へのダメージやパーマの持続期間などの違ういくつものタイプがあります。それぞれ、髪へのダメージが異なるため、パーマをかける際に担当の美容師さんに相談してみましょう。
デジタルパーマは、薬剤を浸透させた上で、熱をかけてウェーブを出す方法です。他の方法に比べてしっかりとしてウェーブがつくのが特徴で、長い期間持続させることができます。
一方で、薬剤と熱のダブルパンチを受けるため、髪へのダメージは大きくなります。時には、手触りがパサついたり、ハリや潤いが失われたりすることがあります。
最近では、かける熱の温度を低めに抑える方法や、温風を当ててマイルドに施術を行う「エアウェーブ」といった方法も登場しており、髪へのダメージがより少なくして、デジタルパーマをかけられるようになってきています。
コールドパーマは、基本的に室温でパーマをかける方法で、熱をかけないため、髪へのダメージは比較的少なくなります。しかし、薬剤はしっかりと作用させるため、その分のダメージは受けてしまいます。
髪へのダメージレベルは中程度といったところでしょうか。
コールドパーマを、よりダメージの少ない方法へ改良したのがクリープパーマです。
1剤の作用時間(毛髪内部の結合を解く時間)を、コールドパーマの7〜8割程度に抑えながら、その分のウェーブのかかり具合を補うために、スチーマーで毛髪内に水分を含ませます。これにより、パーマの効果はそのままに、薬剤のダメージをより少なくすることができるのです。
最近では、超微粒子のナノスチームを使うことで、毛髪内部に効果的に水分を含ませる「水パーマ」という方法も登場しており、薬剤のダメージをさらに少なくすることができます。
[管理人:山下]
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