気になり始めると止まらない頭皮の臭い。
臭いの原因は、皮脂が酸化されて生成する過酸化脂質(かさんかししつ)という物質です。
このページでは、気になる頭皮の臭いと対策についてお話しましょう。
頭皮の臭いは、皮脂が酸化してできる「過酸化脂質」が原因です。
皮脂は、本来、頭皮や髪をコーティングして外からの刺激から守り、頭皮環境を整えるために必要なものです。しかし、頭皮が乾燥したり、生活習慣が乱れたりといったことで皮脂の分泌が増えると、皮脂に含まれる脂質成分が酸化されて、臭いの素である過酸化脂質ができてしまうのです。過酸化脂質による臭いは、お酒臭さをさらに数段不快にしたような特徴的な臭いがするため、周囲の人は近づくとすぐに気づいてしまいます。
皮脂が酸化されてしまう原因には複数あります。
皮脂の分泌バランスが崩れて、量が増えると、皮脂をエサとするタイプの皮膚常在菌の数が増えます。このタイプの細菌は、皮脂の脂を分解して、過酸化脂質を生成します。これが過度に進行すると、頭皮の臭いが気になるようになります。
また、頭皮の洗浄が不十分で、皮脂が溜まり過ぎている場合も、細菌によって過酸化脂質が生成されてしまいます。
髪をセットするための整髪料は、皮脂を巻き込んで頭皮にこびり付きやすい性質があります。そのため、頭皮の洗浄が不十分であれば、頭皮に残った皮脂とともに酸化されて、臭いの素を生成します。
過酸化脂質による頭皮の臭いは、正しくケアをすれば防ぐことができます。対策としては、とくに洗髪を正しい方法で行うこと、また、皮脂の分泌を正常に保つといったことを念頭におく必要があります。
頭皮を洗う際に、意識をせずに適当に洗って流す、ということを繰り返していると、取り除くべき皮脂が取り除かれずに溜まっていき、酸化されてしまいます。したがって、髪の生え際から頭頂部のすみずみまで、指の腹でもみ込んで、毛穴から皮脂を追い出すように洗ってあげることが大切です。
また、皮脂を取り除きたいからと、何度もシャンプーをするのは、皮脂を過剰に奪うことにつながるためお勧めできません。必要な分の皮脂が奪われると、毛穴はさらにたくさんの皮脂を分泌させるため、分泌バランスが崩れ、反対に皮脂の増加を招くリスクがあるからです。
何度も洗うのではなく、1回を丁寧に洗うことを心がけましょう。
睡眠不足やお酒の飲み過ぎ、脂っこい食事、精神的なストレスなど、皮脂の分泌を増やすような生活習慣を改めることが必要です。
心当たりのある方は、できるところから改善を始めてみましょう・
皮脂の分泌が正常化して頭皮環境が整うには、洗髪や生活習慣を改善する必要があり、少し時間を要します。すぐにでも対策を行いたいという人は、頭皮の臭いをカバーしてくれるような、フローラルな香りのトリートメントやヘアフレグランスを使ってみましょう。
この時、トロピカル系やフルーツ系の香りは、過酸化脂質の臭いと混ざって不快な香りを作りやすいため、避けるようにしましょう。
頭の臭いをヘッドスパで改善
「頭が臭い」「髪が匂う」。自分では気付かないだけに、知ってる人から指摘されたときのショックは大きいものですよね。
いまどきの女性でシャンプーに手抜きをして頭皮・毛髪が匂う、なんて考えられません。
毎日の入浴時にはシャンプーしてるでしょうし、朝に洗髪する女性も少なからずおられるはずです。
それでも臭うのは、なぜ?をお伝えしています。
http://www.beems-headspa.com/contents/nioi.html
[管理人:山下]
〒532-0023
大阪市淀川区十三東
1-18-28-2F
TEL.06-6101-3955
FAX.06-6101-3958
→免責事項